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【2024年度最新版】中古家具を高く売る方法とは?PART1

今、家具市場に何が起きているのか?

家具の中古市場の変化

まずここ10年の間に低価格帯の家具が相当数出回るようになってしまった影響で、中古家具の価値というのは地盤沈下を起こしました。リサイクルショップとはまた別ですが、新品を扱うあの有名な大塚家具もその余波に苦しみとうとうヤマダ電機の傘下に入りましたね。家具市場に地盤沈下をもたらした原因は以下の通りです。

  • 安価な通信販売家具の増加⇒「家具の市場価格を押し下げた」
  • 「IKEA」「ニトリ」「ホームセンター」などの大型店舗の充実⇒「購入ハードルの安易化」
  • 日本経済の賃金の伸び悩み⇒「貧困化」
  • 住宅の内装設計の変化⇒「収納家具の不要化」
  • 定住する年月が短くなった⇒「買い替えサイクルが早まる」

結論から申し上げればここ数年なにひとつ家具が市場価値を高める要因がないのです。

大半の中古家具は今や「デカい」×「安い」という最悪の組み合わせに

家具はNG商品に?

かつては単価が高いことを理由にお店のスペースを占有を許容していましたが、上記のような経緯で中古家具の市場価値が崩壊したことからリサイクルショップが毛嫌いするようになりました。

かつてリサイクルショップが家具を重宝していたのは以下の理由からです。

  • 新品が高いので中古家具の需要が高かった
  • 店舗のスペースを埋めることが出来て見栄えもよかった
  • 比較的大きな金額が動くので、置いておく価値があった
  • リサイクルショップといえば家具というイメージがあった

消費者からすれば新品が安ければわざわざ中古を買う必要がありません。現代の生活スタイルからすると大半の人間にとっては安い新品の使い捨てで十分なのです。というわけでそもそも今の時代において中古家具を積極的に買取しようとするリサイクルショップは稀です。

残念ですが

  • 「お店に置いても売れない」
  • 「売れても安い」
  • 「売れないのにお店のスペースを無駄に占める」

では話にならないからです。

ただし例外としてブランドやデザイナーズものであれば話は別です。

ブランドとそうでないものの区別

家具を査定するポイント

≪「当店で取り扱いのある家具ブランド一覧」≫

こちらに掲載してあるブランドやデザイナーズものは基本的にはどこのリサイクルショップでも取り扱ってもらえます。ケースバイケースですがおそらく「買取」最低でも「無料引き取り」になることが多いものですね。逆に言えばこちらに掲載してあるもの以外のものになると、それ単品での家具の依頼は拒絶されると思います。

絶対に買取も引取も出来ない家具たち

以下は取扱い出来ない家具の代表例です。どこの店舗に頼んでも買取は不可能なので、処分の見積もりや粗大ごみの予約をお勧め致します。

家具の処分方法

日本において大多数の家具は取り扱い困難なものが多いです。買取や引取できる商品は当店にお任せいただきたいのですが、そうでないものに関してはどのように処理すれば一番良いかということに関して記述していきます。

家具の処理の仕方

①他の商品との抱き合わせでリサイクルショップに引き取ってもらう【有料処分を無料にする方法】

「買取」や「引取」できない家具については何度か【単品での】と付け加えています。何故そう書いたかというと単品では取り扱いが難しい家具も、他に何か商品になりそうなものを追加すれば抱き合わせでリサイクルショップに引き取ってもらえる可能性があるからです。

例えば当店ですとこちらにあるような商品≪取り扱い品目一覧≫を査定に追加していただければ、結構な確率で抱き合わせのサービスを実施しています。

リサイクルショップは商品が命ですので、商材としての可能性があれば多少売りづらい家具を引き取ることと引き換えにして買取や引取を行うケースが多々あります。

そのような場合はまずは一度スタッフに相談していただけるのが一番かと思います。これはまず「処分費用がかからない方法」のひとつと言えますね。

②粗大ごみ-家具の処分方法の王道-【処分費用を格安にする方法】

家具の有料処分はまず何よりも「粗大ごみ」に出すことを第一に考えてください。これは各自治体の区や市町村で公共サービスとして確実に存在するものです。

都内であればこちらからアクセスできます⇒<都内の粗大ごみ予約受付>

★粗大ごみで家具を処分するメリット

「処分費用が格安」

これには理由があります、というのも本来の廃品の処分というのは一定の金額が確実にかかってくるものなのですが「粗大ごみ」は公共サービスです。つまりこれは私たちの「税金」で賄われているサービスなのです。税金が投入されている分、私たちは本来かかる費用よりも格安で家具をはじめとした粗大ごみを処分できるのです。

民間企業の廃品回収や処分業者に比べて、「粗大ごみ」はおよそ金額にして1/3~1/5で済みます。5万円が1万円で済む可能性があるので、これはなかなかの金額です。処分業者もぼったくっているわけではなく、処分費用の値下げ合戦ではじき出された金額です。人件費や車の手配、回収後の処理費用を考えると妥当な金額の場合が多いのですが税金が投入されている「粗大ごみ」には勝てません。費用面から見た場合のメリットは圧倒的に「粗大ごみ」に軍配が上がりますが、実はデメリットもあります。

★粗大ごみで家具を処分するデメリット

「指定された日の朝に自分で外まで出さなくてはならない」

まず粗大ごみの出し方の手順です。

  1. 各自治体の清掃事務所に電話予約もしくはネット予約で粗大ごみを申し込む。
  2. 清掃事務所の方と相談して決めた日の朝には自分で玄関やエントランスなどのスペースに出しておく。
  3. 最寄りのコンビニで清掃事務所の方に指定された金額の「粗大ごみシール」を購入します。
  4. そのシールを粗大ごみに張り付けます。
  5. 最後に清掃事務所の方が粗大ごみを回収に来ますが、付き添う必要はないのでシールを貼ったらそのまま放置でOKです。

手順は以上ですが、やはり厄介なのが「自分で外に出すこと」だと思います。1人で運べないようなものであったり、階段を使って降ろさないといけないようなものなどは粗大ごみを利用するのは難しいですよね。そういった場合は素直に民間の業者を利用していただくのが良いと思います。たいていの業者は部屋の中まで取りに来てくれるはずです、こういった部分が粗大ごみよりも費用がかさむ一因だとは思いますが背に腹は代えられない状態であれば仕方ないと思います。

あと付け加えるなら

「指定された日、予約の日」

というのが意外と厄介なポイントです。実は粗大ごみは季節によって予約の混雑具合が変わってきます。これによって思っていた都合通りに粗大ごみを出せなくなる可能性があります。

普段は2週間前であれば希望通りの予約が取れますが、引っ越しシーズンなどの繁忙期などは1か月前ぐらいからの予約が必要です。予約が取れなければ下記に記述した【最後の手段】をご覧ください。

粗大ごみのデメリットには例外がある

実は粗大ごみのデメリットには例外があります。というのも各自治体の判断にもよりますが、

  • 非力な女性
  • 65歳以上の高齢者
  • 身体を動かせない持病を抱えている
  • 身体障碍者

上記に該当する方に限り、清掃事務所の方が部屋の中まで粗大ごみを取りに来てくれます。なのでこれに該当するかもしれないという方は電話口で一度清掃事務所の方に相談いただければよいと思います。

粗大ごみの隠れた裏技

「持ち込みによる処分」

こちらは例外というものではなく、これも各自治体の仕様にもよりますが「持ち込みによる処分」が可能になっている清掃事務所があります。

これは処分したい人が自家用車やトラックなどを使って指定された場所に持ち込んで処分する方法です。

この方法により通常の粗大ごみ料金が半額になります。通常の料金ですら日本一安い処分費用なのに、そこからさらに半額なので破格といってもいいでしょう。

家具の処分費用としては、この「持ち込みによる処分」日本で一番安い処分方法となります。利用できる方であれば例外なく使うべきですね。

③リサイクルショップでも粗大ごみでも難しい家具【最後の手段】

リサイクルショップに抱き合わせも断られて、粗大ごみにも出せなかったとき、それは【最後の手段】を使うときです。

多少高くても民間の処分業者を利用するしかありません。当店でも処分の見積もりも無料で行っているので、是非利用していただければと思います。

処分案件に関しては3万円以下の費用に関しては、どの業者もさほどの金額差はありません。
ですがこれを超える金額になってきますと、各社によってかなりバラツキが出てきます。

時間と手間に余裕があるようでしたら3社ほどから見積もりを取った上で、各社にその金額を伝えて値下げ競争をさせましょう。

5社以上から見積もりをとっても、結果に差が出ないので時間を無駄にしてしまいます。業者をやたらと呼ぶのは控えた方がよいでしょう。

見積もりを取るなら2-3社が適性の数かと思います。

最後に

はじめに書きましたが家具は低価格化が進んだ影響で、もはやリサイクルで再販売しにくい商材となりました。

この傾向は加速することはあれど、逆行することはないと思います。

どこに電話をしても同じような対応が待っていると思いますので、あれやこれやと処分先を探す手間を省くために今回の記事を書きました。

この記事以上のものも以下のものも方法としてはないと思いますので、是非参考にしていただければ幸いです。

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